金融庁によるFXのレバレッジ規制
FXのレバレッジ規制が、金融庁により平成22年から施行されています。
平成23年8月から25倍へと更に引き下げられました。
これは、FXブームの中で加熱していった「高レバレッジ競争」を抑制し、個人投資家を保護するのが目的と言われています。
レバレッジの上限が決められてしまうと、当然ながら今まで100倍や200倍の高レバレッジで取引していた人は、その投資スタイルを大幅に転換する必要が出てきます。
また、このレバレッジ規制は個人投資家だけでなく、FX業者にとっても一大事です。
高レバレッジによる短期トレードを得意としている投資家が、FXそのものから離れる可能性は大いにある上、手数料やスプレッドによる収益の減少が見込まれてしまうからです。
FXブームに乗って国内には多くのFX業者が誕生しましたが、この規制により今後淘汰が起こる可能性があります。
個人投資家が取れる対策はどのようなものでしょうか。
高レバレッジを継続したいなら
今回の規制は国内のFX業者を対象にしたものです。
思い切って海外のFX業者を利用するのも良いでしょう。
他に、法人口座を作るという裏技的な手もあります(法人は規制対象外)。
複数の業者に口座を分散
一種のポートフォリオです。
ひとつの業者に資産を集中していると、万が一その業者が倒産した場合取り返しの付かないことになる可能性があります。
今後はCFDにもレバレッジ規制が行われると言われています。
金融商品への投資は、言うまでもなく「自己責任」です。
自分で選択・判断し、自分でリスクを管理し、損失が出ても自分の責任です。
投資家を保護する観点は確かに必要ですが、「お上」に口を出されるまでもなく、各個人が充分な準備と覚悟を持って資産運用をする必要があります。